他界 ~ありのままをうけとめるの件~
去年父が他界しました。
三か月くらいたちましたが
少しずつ実感がわいてきています。
亡くなった人の事を話すとき
すごく美化して話すようになる傾向があるように思います。
「死んだ人の悪口は言うもんじゃない」というのは
たしかにその通りだと思います。
が、過剰に美化して話すのもどうかと、僕は思ってしまうのです。
故人だってよいこともわるいこともしてきた普通の人間だし、
そのことを知っているからこそ、僕はありのままのあのころの姿を
思い・話すことの方が大切だと思う。
そのほうが故人が"確かに生きていた"ってことになるんじゃないかなって思います。
神様でも何でもないただの人間で時間を共有したひとだったんだから。
だから"素晴らしい人だった"とか"すごくいい人だった"とは言いません。
ありのままをうけとめそれをこれから生きていく糧にします。
父を忘れないために。
自分のために。